2011年9月8日木曜日

腰痛

こんにちは。

朝夕はひんやりと涼しいを通り越して、肌寒く感じます。
皆様には身体の関節、特に足首やひざに痛みを感じる方もおられると思います。

と、他人様のことを心配している場合でなく
今週に入り、仙骨あたりが何か違和感があり、とう痛があるなと思っていますと
座骨やちょう骨が若干外に開くように感じだし、
昨日からは、立ったり座ったり、くしゃみをする、という動作も難しいくらいの
立派な「腰痛さん」になってしまいました。

まるで出産前の陣痛のような痛みです。
いえいえ、出産しませんよ。妊娠もしていません。
ていうか、そんな年では、もうありません(^^;)

というわけでして、今週ご予約いただきました方には
大変ご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ありませんでしたm(_ _)m

こうして日常なにげなくできていた事が、できなくなると
少し不安を感じます。

例えば、ゴミ出しだったり、食事の後片付けだったり
洗濯物を竿に干すなどの動作を、いちいち壁や柱に頼らなくてはなりません。

そして重い物はまったく持ち上げる事ができない為、
それだけは出勤前の夫に頼みました。
夫は快くしてれました、雨戸を開ける事を。
なぜか1枚だけ、ガラガラ〜ンと。
そして「いってきます!」
嫁が動けないのを見なかったフリをして行ってしまいました。

うちは、リビングだけでも雨戸は4枚ありますし、
道路に面した和室を含めると、全部で1階だけでも6枚。

そーです。真っ暗な家の中で、今日も、おそらく明日も陰気に過ごすんですな。
日頃から、食材は買控えているので、冷蔵庫の中は、うん、マヨネーズが冷えています。

心に湧くかすかな不安を感じているとコツンと小さな石にあたります。
その感覚はひるがえって、今、東北で仮設住宅にお住まいのお年寄り
はたまた、東北まで行かなくても私達の一人暮らしの親たちは
どうして暮らしているんだろうとの思いに行き着きました。

私もまた、夫同様、「見なかったフリ」をしているのではないかと
胸の小石がざわざわと、波を立て始めるのです。

私の内に起きていることは、私の外の世界にも起きているのだと思います。

2011年9月5日月曜日

アル•ジャロウ ライヴin大阪

こんにちは。

9月3日(土)ビルボードライヴ大阪でアル•ジャロウのライヴがあり
1stステージを観にいきました。



参加ミュージシャンは


アル・ジャロウ / Al Jarreau(Vocals)
ヒューバート・ロウズ / Hubert Laws (Flute)
トム・スコット / Tom Scott(Saxophone)
クラレンス・マクドナルド / Clarence McDonald(Piano)
デル・アトキンス / Del Atkins(Bass)
レオン・ンドゥグ・チャンクラー / Leon "Ndugu" Chancler(Drums)
西藤 ヒロノブ / Hironobu Saito(Guitar)




あまり音楽に詳しくない私は、アル•ジャロウとサックスのトム•スコット以外は
知らないし、CDでの予習もせず、よってあまり期待しないで行ったのですが
有名な「Mornin'」はぜひ聴きたい!


大御所アルジャロウの登場前に、会場の温め曲のジャズナンバーが
3曲ほど。うまいなあーと感心していました。


特に初めて見る、舞台の上のヒューバート•ローズが、めっちゃ、良い!
脚がしっかりグラウンディングしているし、立ち姿が美しい。
身体はほとんど左右対称に見えるし、胸も開いている。
いい身体やなあとほれぼれします(ボディサイコセラピー的に、ですよ)
彼のフルートも切れが良くてかっこええんです。良い仕事やこと。


このままジャズだけ聴いていてもいいなあと思う頃、
大御所登場。
でももうお年寄りなんですね。立って同じ姿勢でいるのが辛いらしい。


「遅いテンポやなー、このスペイン」と思っていましたが
なんせ、高齢の彼が気の済むように、口伴奏をする為のテンポ。
なるほどね〜〜(^^;)


人間パーカッションの彼のことですから、曲と曲の切れ目無く
ず〜〜っとお口が動いています。
メンバーはそれに合わせて、素晴らしいソロもします。
トム•スコットは首とサックスが全部楽器になっていて。太ったよね。


宴もたけなわになった頃、客席に向かって、大御所が何やらつぶやきます。
「う〜〜ん、ぷるりろ〜〜」みたいな。
そして客席に向かって、マイクを向けるのですから
これはどう見ても、コール&レスポンス。返さないわけにはいきません。
しばらくやっているうちに、もともと歌詞がない言葉が
よく聞き取れない言葉に変わっていき、それが客にウケる。


大阪のお笑い芸人、「横山ホットブラザーズ」の熟練した
「お〜ま〜え〜は〜、あ〜ほ〜かぁ〜」のノコギリ芸を彷彿とさせます。


そして彼は言うのです。
「何か変だなあ、昔聴いた歌と違うよなあと、思ってらっしゃる、あなた
You • Go •  Buy • Record 」
ユー、ゴー、バイ、レコード x 3ですよ、なんで今時CDではなく?と
はげしく突っ込みながらも、笑いの渦へと巻き込まれます。


拍手と笑いのうちに終わったステージもアンコール曲はなく、
結局最後まで聴きたかった「Mornin'」は聴く事ができず にライヴは終了。


大阪なら「ええんちゃう?楽しかったし」で終わる感もあるのですが
東京では横山ホットブラザーズが通用するのかなと、
ふと心配してしまいました。


ありがとう、アル•ジャロウ!私は十分楽しかったです。