2011年10月17日月曜日

あるがままにwithジュディス ウィーヴァー

こんにちは。

先日、京都の禅院で3日間、ジュディス ウィーヴァー博士
センサーリーアウェアネス ワークショップ に参加しました。

最初の1日では、「体感覚にとどまり、感じる」をただひたすらすることに
退屈した自分がいました。
身体心理療法の中でもとりいれられている
「体感覚にとどまる」事は、セラピーの中でもトレーニングの中でも
頻繁に行いますが、体感覚に、何時間もとどまり続けるのは初めての体験でした。

 ジュディスの誘導で、
立って、呼吸を感じ、周りの音を聞いて何が身体に起きたのかを感じ、
座って呼吸を感じ、手の重さを感じ、
寝て呼吸を感じ、床と自分の身体の感触を感じ、
というようなセッションを約2時間。
休憩を挟んでまたセッションをするといった感じです。

その日の最後のセッションで、体重をゆっくりと右から左へ、左から右へと
移動させて、何が起きるのかをただ感じることをしていたとき
右に行こうとすると違和感を身体に感じたのです。
なぜなのかは分かりませんが、
右へ体重をかけようとすると、僅かに心がざらつき、腰のあたりで
こきっと音がします。

なぜなのかわからないまま、ホテルに戻りました。
心のざらつきと身体の右側の違和感は、朝になってもまだそこにいました。
翌朝のセッションは 、同じく左右への体重移動から。
ゆっくりと右に 移動したとき、なぜだか涙が流れて、
またゆっくりと身体を中心に戻すと、横隔膜が少し動いてゲップがでました。

私はシェアの場で
「昨日のセッションの影響を今日にまで持ち越しているのは、深く体験に入り込み過ぎた
のではないか」と感想を述べました。

ジュディスは
「身体は自分が許したところまで、深く体験に入って行く事ができる。
あなたの身体は体験に入っていき、そして涙を流して、ゲップをした。
とても自然なことです。」
とコメントしてくれました。

身体の感覚をただ感じていること。身体の声に耳を澄ますこと。
するとリリースや癒しは自分の身体が自然に起こす ことを体験しました。
セルフレギュレーション(自己調整)の能力が高まれば 、
身体は生き生きとした本来のエネルギーを取り戻すのだということも。

ジュディスがセッション中、そしてシェアの場でよく使っていた言葉
Nature (本来性と訳されていました)」
が心に残りました。

あなたの中にも、私の中にも、そしてこの世界の中にもただある「Nature

2011年10月15日土曜日

ええとこどりの人生

こんばんは。

今日は母の73才のお誕生日の前祝いの為、家に呼んでお祝いしました。
で、昔話しよろしく、母の繰り話が始まる訳ですが。

「あんたはええとこどりの人生や」と言うんです。
それはいったいどういう事でしょう。

あえて推測すると貧乏だった私が今、つつがなく生きてる事に対するやっかみなのか
私の表の面だけ見て評価している言葉なのか、察しがつきかねます。

親子だから少なくともわかってもらえるはずと勘違いしてしまった私が悪いのか、
親元離れてのこの20数年が
あわあわと 消えてなくなる感じがしました。

いま幸せそうに(見える )生活も涙を飲むほど苦しい期間があった
事を乗り越えての現実なのに、まったくその期間を忘れたかのごとく
「あんたは、ええなあ」と言うのです。

私の人生が決して「ええとこどりの人生」ではなかった事を
分かってくれている人が数人います。
それだけで私は十分だと思います。

2011年10月7日金曜日

バイオダイナミックス入門ワークショップのご案内

こんにちは。
久しぶりの更新となりました。
腰痛は完治しない私ですが、ヨガは週3回とやっております。
自宅でのボディワークも営業中(^^)V
さて、私が卒業したバイオインテグラル•サイコセラピースクール(BIPS)
主催でバイオダイナミックスの公開ワークショップが行われます。
下記にご案内いたしますので、よろしければご参加下さい。
 

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        ~BIPSからのお知らせ~

         BIPS  公開ワークショップ

           バイオダイナミックス入門

公 開ワークショップのお知らせです。急ではありますが、公開ワーク
ョップを開催することにいたしました。秀なバイオダイナミックスの
国際トレーナーが行いますので、ご興味のある方は、この機会を見逃
しなく。ご連絡、お待ちしています。


 日 時:2011年10月29日 (土)13時開始
          10月30日(日)17時終了
         ※ 2日間の通いのワークショップです。

 テーマ:バイオダイナミックスのセ ラピーを通して、コアエネルギー
     を目覚めさせ、修復させよう。

  会 場:満寿多旅館 和室
     東京都中央区日本橋人 形町1−1−13
     営団地下鉄半蔵門線 水天宮駅8番出口より徒歩5分

 講 師:アキーム・コルテ(Achim Korte)
     バイオダイナミックス国 際トレーナー

 通 訳:国永史子(BIPSディレ クター)
 ス タッフ:贄川治樹(BIPSディレクター)

 参加費:39,900円(38,000円+消費税)

  定 員:16名

 問合せ先、および申込先:BIPS事務局 贄川治樹
             office@bodypsychotherapy.jp

◎内 容

バイオダイナミックスによる、コアエネルギーの目ざめへのアプ ローチ

ライヒ派のボディサイコセラピーの祖、ウイルヘルム・ライヒは社会規
範、 ブロック、性格防衛、そして「体の鎧」の下に、生き生きと自然に
わきあがる、人が生まれながらに持っている、愛に満ちた 「コア」が失
われずに残っていることを教えました。

ライヒ派の流れをくむノルウェーのゲルダ・ボイスン はこの「コア」を
解放する多くのテクニックを開拓し、それをボディダイナミックスとな
ず けました。

ボディダイナミックスではこの「コア」を「一次的人格」と言いますが、
さまざまなタッチ、呼 吸、動き、そして「誰かの存在」を使いながらこ
れを解放していきます。
「コア」 エネルギーは感情と密接に関連しており、感じている自己の中
に現れ、表現される「内面のエッセンス」と言えるでしょう。

ボ ディダイナミックスではその人自身の生きた「コア」から輝き出る
「内側の衝動」を見つけ、それに従い、沿いな がら解放していきます。
この過程で、私たちは人格の内部に、そして外の世界とのかかわりの中
に徐 々に調和を取り戻し、自己の変容が促進されます。


◎講師略歴 アキーム・コルテ(Achim Korte)

フ ランス在住の心理学者。1982年からボディサイコセラピー学派の一つ、
バイオダイナミック心理学の心理療法を行い、バ イオダイナミックス 心
学のトレーナーとして、ヨーロッパ諸国で教えている。

また、デンマークにおいて、アイルランド人の透視 能力を持つスピリ チ
ュアル・ティーチャー、ロバート・ムーア氏とともに、ヒーリングと精
神的な成長を研究。1995年には、ロシア人心理学者、ヴディム・ポリ
アコフ教授との出会いからセラピーとヒーリングに対するアプローチが
劇的に変わり、身体疾患だけではなく問題行動や学習障害のある子供達
など、より幅広い問題を扱うようになる。

ークの主要な意図は、個人、祖先伝来のもの、カル マを超える深い 自
己を活性化させ、その自己と安定した関係が築くことをサポートするこ
とであり、人々がどんな人生の段階に居たとしても、人生における目的
に向かって歩みを進めるようサポートすることである。