2012年9月5日水曜日

ガネーシャ像の前の変な人

こんにちは。
大変ご無沙汰しておりますが、先週無事にバリ島から帰国しております。
みなさまお変わりありませんか。

私はどうもガネーシャ像の近くにいると
たいそう変わった、挙動不審な人となる、ようです。

8月のある日、師匠のアルサナ先生のアシュラムの洞窟にいる
ガネーシャ像の前で冥想をしていると、
ふいに仙骨のあたりからグルグルと振動が始まり
その振動が上にあがってくるような感じがしました。
身体はリラックスしていて、なすがままに、しばらく身体を観察していますと
胸の前で合掌している両手が、わずかに前後に震えだし
しばらくすると、「それおかしいやろ?」と誰かがもしも見ていたら
突っ込みたくなるくらいに、両手が合掌したまま、激しく前後に振れだして
何分経ったのかわからないまま、気がつくと、
床に倒れて何ともかっこ悪い、私がいました(^^;)

こういう時にはバツが悪くて、どう自分を取り繕ったらいいのか
自分で自分のフォローの仕方がわかりません。
とりあえず洞窟から出て、外の空気を吸って、
前々日マハグルの泉から頂いた大切なお水をひとくち頂きました。

他とのコミュニケーションをしてはいけなく、
マントラも心の中で唱え、
裸足でウィシュワをし
(ぐるぐるアップダウンの激しいアシュラムを3回廻ること1日3回)
絶食で少しの白湯と「マハグルの命の水」だけで1日半を過ごしている
ところだったので、頭はけっこう冴えていたのだと思いますが、
さっきの自分の挙動不審は思い当たるフシがあります。

それは前々日、仲間数人と、案内役のインドネシア人のSさんとで
マハグル(アルサナ先生の師匠がバリ島のタバナンにアシュラムを持たれています)
へ会いに行ったときのこと、
Sさんとマハグルが、
「時々ハヌマンが降りたように両手がぐるぐるなったり、
合掌している手が激しく振れたりすることがあるけど
それはクンダリーニエネルギーが覚醒しつつあるときに
現れる症状の一つで、人によって様々な形態が出てくる」
という話をされていました。

私はそれを聞いて、
「それは、あれやん、ただ単にトランスに入ってるだけなんちゃうん」と
心の中で思っていました。

それがどうでしょう。
お聞きしたままの現象が自分の身体に起きてしまったのです。
それは最初は仙骨の微細な動きから生じたものでした。

今回のアルサナ先生のアシュラムでの修行は
1日2回のタントラ・クンダリーニヨガとフルーツ断食で
身体を慣らしつつ、2日半のモノブラタ(絶食と冥想とウィシュワ)
に入るというプログラムでした。

アルサナ先生によって、最初にチャクラの調整が行われ
また、マハグルによっても調整が行われてからの修行だったので、
自分の身体に起こるプロセスを比較的冷静に見守れる
もうひとりの自分を置き、安心してやり遂げることができたのです。
マハグルによると、もっと修練を重ねなければならないとのことです。

こうして1ヶ月もバリ島に行かせてくれる家族、
すべてのご縁あるみなさまに
とても深く感謝しています。





4 件のコメント:

  1. 興味深い体験をされましたね。私も心の底から事情が許されたならばいきたかったわ~。バリでのお話何でもいいから小さなことでも記事にしてください、楽しみにしております。

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  2. Masamiさん、ただいまあ〜
    今回もアルサナ先生とはほとんど接触が無く、モノブラタ前のブレッシングとクロージングセレモニーのときの
    ブレッシングしかお会いできなかったんですけど、いつも励まされている気がしました。
    それにマハグルの意外な一面も目撃できて楽しかったよ。おいおい書いていきますね。

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  3. バリ島良いですね〜。
    子どもの予防接種が一通り終わったら行きたいです。
    アルサナ寺院、行く人いるのかなって思っていたら、
    いた〜〜っって感じです。

    さんださんのボディーセラピー受けたいです。
    夏バテとストレスいっぱいです。

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  4. あやこさん
    コメントありがとうございます。
    アルサナ先生のアシュラムって、まだ日本の方はあまり知らないですよね。
    小さなお子様のお世話で、この夏はとてもお疲れでしたでしょうね。
    どうぞマッサージを受けにいらしてくださいね。
    お待ちしております。

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