2011年9月5日月曜日

アル•ジャロウ ライヴin大阪

こんにちは。

9月3日(土)ビルボードライヴ大阪でアル•ジャロウのライヴがあり
1stステージを観にいきました。



参加ミュージシャンは


アル・ジャロウ / Al Jarreau(Vocals)
ヒューバート・ロウズ / Hubert Laws (Flute)
トム・スコット / Tom Scott(Saxophone)
クラレンス・マクドナルド / Clarence McDonald(Piano)
デル・アトキンス / Del Atkins(Bass)
レオン・ンドゥグ・チャンクラー / Leon "Ndugu" Chancler(Drums)
西藤 ヒロノブ / Hironobu Saito(Guitar)




あまり音楽に詳しくない私は、アル•ジャロウとサックスのトム•スコット以外は
知らないし、CDでの予習もせず、よってあまり期待しないで行ったのですが
有名な「Mornin'」はぜひ聴きたい!


大御所アルジャロウの登場前に、会場の温め曲のジャズナンバーが
3曲ほど。うまいなあーと感心していました。


特に初めて見る、舞台の上のヒューバート•ローズが、めっちゃ、良い!
脚がしっかりグラウンディングしているし、立ち姿が美しい。
身体はほとんど左右対称に見えるし、胸も開いている。
いい身体やなあとほれぼれします(ボディサイコセラピー的に、ですよ)
彼のフルートも切れが良くてかっこええんです。良い仕事やこと。


このままジャズだけ聴いていてもいいなあと思う頃、
大御所登場。
でももうお年寄りなんですね。立って同じ姿勢でいるのが辛いらしい。


「遅いテンポやなー、このスペイン」と思っていましたが
なんせ、高齢の彼が気の済むように、口伴奏をする為のテンポ。
なるほどね〜〜(^^;)


人間パーカッションの彼のことですから、曲と曲の切れ目無く
ず〜〜っとお口が動いています。
メンバーはそれに合わせて、素晴らしいソロもします。
トム•スコットは首とサックスが全部楽器になっていて。太ったよね。


宴もたけなわになった頃、客席に向かって、大御所が何やらつぶやきます。
「う〜〜ん、ぷるりろ〜〜」みたいな。
そして客席に向かって、マイクを向けるのですから
これはどう見ても、コール&レスポンス。返さないわけにはいきません。
しばらくやっているうちに、もともと歌詞がない言葉が
よく聞き取れない言葉に変わっていき、それが客にウケる。


大阪のお笑い芸人、「横山ホットブラザーズ」の熟練した
「お〜ま〜え〜は〜、あ〜ほ〜かぁ〜」のノコギリ芸を彷彿とさせます。


そして彼は言うのです。
「何か変だなあ、昔聴いた歌と違うよなあと、思ってらっしゃる、あなた
You • Go •  Buy • Record 」
ユー、ゴー、バイ、レコード x 3ですよ、なんで今時CDではなく?と
はげしく突っ込みながらも、笑いの渦へと巻き込まれます。


拍手と笑いのうちに終わったステージもアンコール曲はなく、
結局最後まで聴きたかった「Mornin'」は聴く事ができず にライヴは終了。


大阪なら「ええんちゃう?楽しかったし」で終わる感もあるのですが
東京では横山ホットブラザーズが通用するのかなと、
ふと心配してしまいました。


ありがとう、アル•ジャロウ!私は十分楽しかったです。















0 件のコメント:

コメントを投稿