こんにちは。
9月3日(土)ビルボードライヴ大阪でアル•ジャロウのライヴがあり
1stステージを観にいきました。
参加ミュージシャンは
アル・ジャロウ / Al Jarreau(Vocals)
ヒューバート・ロウズ / Hubert Laws (Flute)
トム・スコット / Tom Scott(Saxophone)
クラレンス・マクドナルド / Clarence McDonald(Piano)
デル・アトキンス / Del Atkins(Bass)
レオン・ンドゥグ・チャンクラー / Leon "Ndugu" Chancler(Drums)
西藤 ヒロノブ / Hironobu Saito(Guitar)
あまり音楽に詳しくない私は、アル•ジャロウとサックスのトム•スコット以外は
知らないし、CDでの予習もせず、よってあまり期待しないで行ったのですが
有名な「Mornin'」はぜひ聴きたい!
大御所アルジャロウの登場前に、会場の温め曲のジャズナンバーが
3曲ほど。うまいなあーと感心していました。
特に初めて見る、舞台の上のヒューバート•ローズが、めっちゃ、良い!
脚がしっかりグラウンディングしているし、立ち姿が美しい。
身体はほとんど左右対称に見えるし、胸も開いている。
いい身体やなあとほれぼれします(ボディサイコセラピー的に、ですよ)
彼のフルートも切れが良くてかっこええんです。良い仕事やこと。
このままジャズだけ聴いていてもいいなあと思う頃、
大御所登場。
でももうお年寄りなんですね。立って同じ姿勢でいるのが辛いらしい。
「遅いテンポやなー、このスペイン」と思っていましたが
なんせ、高齢の彼が気の済むように、口伴奏をする為のテンポ。
なるほどね〜〜(^^;)
人間パーカッションの彼のことですから、曲と曲の切れ目無く
ず〜〜っとお口が動いています。
メンバーはそれに合わせて、素晴らしいソロもします。
トム•スコットは首とサックスが全部楽器になっていて。太ったよね。
宴もたけなわになった頃、客席に向かって、大御所が何やらつぶやきます。
「う〜〜ん、ぷるりろ〜〜」みたいな。
そして客席に向かって、マイクを向けるのですから
これはどう見ても、コール&レスポンス。返さないわけにはいきません。
しばらくやっているうちに、もともと歌詞がない言葉が
よく聞き取れない言葉に変わっていき、それが客にウケる。
大阪のお笑い芸人、「横山ホットブラザーズ」の熟練した
「お〜ま〜え〜は〜、あ〜ほ〜かぁ〜」のノコギリ芸を彷彿とさせます。
そして彼は言うのです。
「何か変だなあ、昔聴いた歌と違うよなあと、思ってらっしゃる、あなた
You • Go • Buy • Record 」
ユー、ゴー、バイ、レコード x 3ですよ、なんで今時CDではなく?と
はげしく突っ込みながらも、笑いの渦へと巻き込まれます。
拍手と笑いのうちに終わったステージもアンコール曲はなく、
結局最後まで聴きたかった「Mornin'」は聴く事ができず にライヴは終了。
大阪なら「ええんちゃう?楽しかったし」で終わる感もあるのですが
東京では横山ホットブラザーズが通用するのかなと、
ふと心配してしまいました。
ありがとう、アル•ジャロウ!私は十分楽しかったです。
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