2012年6月19日火曜日

アルサナ先生のチャンティング

こんにちは。
6月16日の夜、福岡で行われたアルサナ先生のチャンティング瞑想会での体験をお話したいと思います。

その日は朝と夕方にアルサナ先生の指導で、タントラ・クンダリーニヨガをして
身体はかなりリラックスした、体液の循環の良い状態だったと思います。
日頃、ゆったりとした流れの沖ヨガをしている私にはかなりハードなヨガです。

夜、みんなで輪になり、曲にのせたマントラを歌いました。
ガナパティマントラや、ガヤトリーマントラなどを数曲、楽しく歌って
最後にアルサナ先生が全員にブレッシング(各人のエネルギーの調節)
をされて、私の番になりました。

私の頭に置かれたアルサナ先生の両手はとても熱く感じ
同時に電気でも通しているかのようなビリビリとしたものを感じていました。

ブレッシングが終わると同時に、
なんとも言いようのない、深い感謝の気持ちに包まれました。
アルサナ先生の手を通して、
私のすべてを愛して受け入れてくれるような、もっと大きな存在に
一瞬ふれたような感じがするのです。
うまく言葉では言い表せません。

そのビリビリに包まれた全身が、しばらくすると
尾てい骨のあたりが小さな振動を始め、
それが急に背骨を通って全身に振動が波となって伝わり
身体全体にバイブレーションが起きました。

同時に涙があふれ、横隔膜も震えた為か、咳き込み
身体のバイブレーションの波に合わせて頭はガクガクし、
座っているのがやっとでしたが
意識は明瞭で、みんながまだマントラを歌っているのが
はっきり聞こえます。

そしてどこかで
「これって見ため、やばいんちゃうん?」と
人の目を気にしている自分も存在します(^^;)

「そやそや、呼吸や。深くせな。」
すると腰がもっと激しく前後に波打つので
ちょっと恥ずかしくなると同時に
「ん??これって、私がトレーニングしてきたバイオエナジェティックスの
グラウンディングワークやん??」
と思い至りました。

いつまでもそんなことを続けているわけにいかず
(だってカッコ悪いし気まずいわ^^;)
マントラソングをみんなが歌い終わる頃には何とか身体のバイブレーションと
離れることができました。ゲップとともに。

そうなんです。
自分がトレーニングしてきたことが、ここでやっと繋がってきた気がするのです。
それにしてもめっちゃ時間とお金がかかっています(^^;)

たとえば沖ヨガで言うなら、
仰臥で両手足を天井へと90度に突き出し、
それにバイブレーションを故意につけて
「アオム」というアーサナがありますが
これは尾てい骨、あるいは丹田からの振動が
全身をくまなく通るとすれば、
故意にせずとも自ずと手足にバイブレーションが起こるのです。

このバイブレーションについては
危機に遭遇した際の身体の硬直を解除する際にも有効であることから
トラウマの解除に特化したセルフワークとして
TRE(トラウマ・ストレス解除法) は取り扱っていますが
もともとはライヒやアレクサンダー・ローエンが
身体のエネルギーの流れを健やかに保つために考案した
ボディサイコセラピーのバイオエナジェティックス学派の
グラウンディングワークでした。

それは健康を保つ為のある種「ラジオ体操」のようなものだと私は解釈しています。
ローエンは毎日この「ラジオ体操」を実践してきました。

そしてこの「ラジオ体操」にはおまけつきで
たとえばアルサナ先生のような人を介して
宇宙エネルギー(だと私は思います)を自分が感知する機会があれば、
身体はそれを受け取ることができ、同時に大きなリリースをもたらすことが
できるというのが、今回の体験を通じてわかりました。

長文を読んで下さり、ありがとうございました。


















2 件のコメント:

  1. 瞑想会すごかったですよね。ちょうどゆきえさんが見えない位置にいらしたので「どなたかがすんごいリリースをされているなあ」と思っておりましたら、ゆきえさんだった。(笑)私もアルサナ先生のブレッシングはとてつもないエネルギーのバイブレーションが頭の鉄片から入ってくるのを感じ安らかな気持ちになります。今まで学んできたこととがつながったなんて素敵な体験だったんですね。

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  2. コメントありがとうございます。そうなんですよ、アルサナ先生からいただくエネルギーの強さにはびっくりすることもあるのですが、自分の身体がバイブレーションを勝手にしだすとは、これまたびっくり!人間の身体にはとても賢い装置が備わっていることを、体験しました。その方法をみなさんにもお伝えしなきゃ。

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