2011年8月16日火曜日

アルサナセッション

こんにちは。
ご無沙汰しました。

8月は10日間ほどバリ島にいました。

8月8日、ピークシーズンにもかかわらず、ウブドのカリスマヒーラーで
私の師匠でもあるアルサナさんの4度目のセッション予約が取れていたので
ウブドのボディワークスセンターへと向かいました。

予約時間の10時15分前にセンターに着くと、
玄関で草木に水を遣っている、Tシャツにサロンを巻いたおじさんがいます。
そーです、アルサナさん。

私を見るなり、
「お前元気か?」
「いいえ」と答える私の口元をじっと見つめる師匠。
しばらく再会の握手をしたあと、
「用意してくるから、座ってなさい」

師匠の準備を待つ間、中庭の水槽で泳ぐ魚に
「ママよ。まーま」と言葉を教えて心をいくらか鎮めていました。

アルサナさんと一緒に3階のセッションルームに入り
マッサージベッドにうつ伏せの状態から、右足首に彼の手が触れます。
しばらく両足のマッサージをされていたのですが
いつからか、涙が止めどなく流れ始めました。
何か身体の奥深くから溢れるような、感情で言うなら、畏れに似た感じです。
悲しいとも辛いとも少し違う、身体が浄化するプロセスで流れるような涙。

過去3回のセッションでは、身体の上に足で乗られることはなかったと
思うのですが、今回は太ももの裏側から臀部、腰にかけて、
師匠の足の裏と体重を感じます。
それもいつ乗ったのか、降りたのかわかんないくらい、
ひょいひょいとハヌマンのごとくしなやかに動くのです。

その間もずっと浄化の涙は流れ続け、
頭が少しぼーっとしてきたところで、上向きです。

チャクラの調節を基底から頭頂に向かってしてもらっているのは
わかるのですが、両足の鼠蹊部が詰まった感じでいたところを
時間をかけてほぐされ、ちょうど子宮のあたりに、かなり長い間
手を置かれました。
子宮はエネルギーで満たされていくのがわかるのですが
鼠蹊部からは、なぜか一瞬エネルギーを受け取るのを拒んだのです。
私が声にならない声で師匠に確かめると、師匠は
「挑戦しろ」と言います。
観念してゆだねると、鼠蹊部から身体の中心へとチャクラにそって
ゆっくりと暖かいエネルギーが通るのが感じられます。

身体の各部を満たしながらゆっくりと上昇するエネルギーは
やがて深いリラックスをもたらしながら、頭頂へと移動していきました。

身体が、手放すことを知った上で、新しいエネルギーを受け入れた感じです。

セッションは通常30分ですが、申し訳ない事に1時間近くも
時間を割いていただき、終了後、ほぼ放心状態で、ぼんやりと着衣していると
師匠は自らのストレッチをしながら
「大丈夫か?」と聞いてくれます。
私は何か大切な言葉をその時つぶやいたのですが
今、なぜか思い出せません。

「ありがとうございました」とお別れの挨拶に握手をしようと
右手を差し出したら、師匠はハグしてくれました。

また直接、身体を通して、教えて下さい。
きっと近いうちに、アシュラムに修行しに行きますので。

サンパイ ジュンパ!












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