光を使ったセルフワーク

こんにちは。

頭が痛い。首や肩、背中やカチンカチンに固まってしんどい。
なんとなく不安感が続く・・夜眠れない・・

被災地でお過ごしの方はもちろんのこと、被災地以外におられる方でも
このようなストレスを抱えてらっしゃる方がおられるのでは
ないでしょうか。

自分の身体をスキャンしながら各部を緩めるセルフワークは
何種類かあるかと思いますが
私が実際に疲れた時に使っている方法をご紹介します。

できれば暖かな静かな場所で仰向けに寝られてワークされることをお勧めします。
夜寝る前にされてそのままお休みになるのもいいです。
慣れれば電車の中などちょっとした時間でも座った姿勢でできると思います。

光のイメージを使うのは
「自分の脚を感じてみて」と言った時に、以外と感じにくい方がいらっしゃるので
光を視覚化して自分の身体を感じる手助けとしました。


■■　光を使ったセルフワーク　■■


軽く眼をつむり頭頂から光がふりそそいでいるのを想像します。


その光がゆっくりと下降して眉と眼にふりそそぎます。
そこが温かくなります。


光が耳を満たし鼻、口、あごと頭全部を満たします。
そこが温かくなります。


そして喉、首を光が満たしながら通ります。
そこが温かくなります。


光が背骨を通ります。
そこが温かくなります。


光が鎖骨を通り、肩へ、そして両腕を満たしはじめます。
そこが温かくなります。


両手の平が光に満たされ、光は指の先まで到達します。
そこが温かくなります。


肺に光が満たされます。
そこが温まります。


お腹に光が満たされます。
そこが温まります。


骨盤へと光が満たされます。
そこが温まります。


光が両脚へと流れて太もも、膝を満たします。
そこが温まります。


光が両ふくらはぎへと流れていきます。
そこが温まります。


くるぶしを光が満たします。
そこが温まります。


両足、土踏まずへと光が流れます。
そこが温まります。


両足の指の先まで光が到達します。
そこが温まります。


全身が光に包まれていることをしばらく感じます。
どんな感じがするでしょうか。




十分に光に包まれた身体を感じたら
ゆっくりと時間をかけて意識を「今・ここ」に戻します。




眼を閉じたまま、ゆっくりと足、手を動かしてみます。
頭を左右にゆっくりと動かし
ゆっくりと眼を開けてみます。



ご家庭でお母さんが、お子さんに、夜寝る前の読み聞かせのように
使ってもいいかと思います。もちろんスキンシップつきで。
「○○ちゃんのおめめが温かくなるよ」とアレンジしてみて下さい。

大切なのは自分の身体に意識を戻して呼吸を深くすることです。

お役にたちますように。

（この間、友達がこのようなセルフワークについてヒーリングミュージック付きの
CDを作ったと言ってました。詳細が分かりましたら、掲載しますね）

大震災以後の身体のケアについて

こんにちは。

３月１９日から２１日まで予定していた家族での金沢旅行をキャンセルし、

ひとりパソコンに向かい簡単な資料を作りました。

私のHP、Hold Onのトップページから

研究１・・・身体における自律神経系の役割

研究２・・・大震災以後の身体のケアについて

へ、アクセスできます。

エサレンボディワーカーやその他の身体に関わるセラピストにとって
微力ながら何らかの一助となりますことを願っております。

その他にも気づきがあれば、順次アップさせていただきます。
ご意見ご感想などをyukie.sanda@gmal.com　さんだゆきえ宛に
お送り下されば幸いです。

背骨が感じる不安

この大震災以降、私のところに見える方が多くなりました。

セッションの際にその方の身体から感じる情動は
骨盤の内側や下腹部、肋骨の内側など身体のあちこちに分布しているのですが
（これは私が感じる事で他の方との感じ方とは違うかも知れません）
震災以降では背骨に不安を感じてらっしゃる方が多いです。

背骨に手を当てますと、私の手に衝撃があったり、
手のひらにぶくぶくと泡立つような感覚があったり、
非常に熱を放ったりします。

そしてどうしてだか分かりませんが、
「不安です」という状態に私がなります。
しばらく手をあてながらじっとしていると
その不安感が私から去っていきます。
すると私の手ももとの感覚に治まるのです。

決して私が何かを故意にしようとしているのではありません。
私の手を通して、その方のリリースされたい情動が
勝手に放たれる感じです。

おそらく日本に住む多くの方が同じような不安を持たれていらっしゃることでしょう。
自分のバックボーン（まさしく背骨！）に対する強力な不安です。

私がしている方法は
中指で尾骨から仙骨へとゆっくり進み、腰椎に入ったところで
中指と人差し指の間に背骨を挟むようにして
ゆっくりと胸椎、頸椎へと進みます。
頭では両手の指を広げてでホールドするようにしますが
両手の親指を身体の正中線におくように、さらに頭頂まで進み
天誅に親指が到達したら、あとの指で髪の毛を絡めながら
天誅の延長線上までゆっくりと引き延ばすようにして終わります。
あまりにそっと触るとクライアントさんはかなりくすぐったいかと思われます。

このプロセスの間で、手に何らかの違和感をどこかの位置で感じると思うので
そこを重点的に、マッサージしてもいいですし
霊気をされる方は背骨に手をおいていかれると良いと思います。

いづれにしましても、プラクティショナー自身が
グラウンディングとセンターリングを忘れないようにしましょう。
自分の両足がしっかりと大地を捉えている事と
頭頂は空とつながっている事。左右の極も。
そしてその全極から放射することも、吸収することもできるという
意識を保つことが大切かと思われます。
自分の命のパルセーション（脈動）を感じながらパートナーに接するのです。

上を向いて歩こう

上を向いて歩こう


涙がこぼれないように


思い出す春の日


一人ぽっちの夜

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私は悲しい時や辛いとき、ほとんど無意識にこの歌をそっと口ずさんでいます。
子供が交通事故に遭った時と同時に自身も片目の視力をほとんど失った時
そして大切な人を次々と失った時・・

生きていると、どうしようもない事に度々遭うんですよね。
もう耐えられそうもないと思えるような絶望感や無力感に襲われます。
それでもまだ私達はこの世に生かされています。

そんな辛い時に、わずかな喜びを見つけて
明日への希望に繋げる事ができたらと思います。

ほんの少しの喜び・・・
今日テレビで拝見しましたが、荒れ果てた地の中で、家族の写真を見つけられたこと。
避難所の中においても子供達、とりわけ赤ちゃんの笑顔が多くの方々に
癒しを与えていること。電気が点いた事。
生理の期間が終わった事。ユーモアを忘れない事。
ハミングする事。抱き合う事。涙を流し合う事。吐く息を長くする事。

そして被災地以外に暮らす私達にとっても、このような小さな喜び＝リソースは
明日へと希望をもたらす種となることでしょう。

どうか一緒にこの未曾有の危機を乗り越えましょう。
被災地で頑張る方々も、被災地以外で見守る方々も。
同じ日本の大地に立つ人として。


（ブログの表題の写真はバリ島の舞踊楽団、スマラ・ラティを率いるアノム氏に
よる「バリス」という演目です。まだ本当に若い戦士が獲物に向かう際の恐怖心や
緊張感、葛藤、そして困難を乗り越えていく勇気が表現されています。）

こんな時こそ

こんにちは。
東北関東大震災、大変な惨事になりましたね。
改めて自然の猛威を思い知りました。
私は阪神大震災を体験しましたが、こんなときに具体的に何をしたら良いのかわかりません。

自然の力を前に私達人間の無力さを感じます。
何を信じたらいいのか分からないほどショックを受けておられることでしょう。
今まで使っていた情報網や交通網が使えなくなって困っておられることでしょう。
こんな時こそ私達は自分自身が持つ叡智を信じて手を取り合わないと。

実際に恐怖にとらわれている人にはハグをしたり
手を握り合ってお互いを体温で暖めましょう。
何もできないように思うかも知れませんが、明日が今日より良くなるように祈りましょう。
私は絶望しないで愛を込めて皆さんと祈ります。
被災地にいらっしゃる方に早く救助の手が届く事を。

被災地にいらっしゃる方以外にも
身体が敏感な方は２ヶ月ほど前から、あちこちに異変が出ていたことでしょう。
喉がひりついたり（スギ花粉が多いだけでなく微細な鉱物を私は感じます）
まぶしかったり、目の奥が痛んだり、耳鳴りがしたり
首や肩、胸、手首がまるでインフルエンザにかかったかのように圧迫された痛みを
感じたことでしょう。吐き気や下痢があったかも知れません。
まだこの症状は続くかも知れませんが、なんとかやり過ごしましょう。

手洗いうがいのついでに、鼻腔を片方ずつ指で塞いで
思いっきり強くもう片方の鼻から息を吐いてみて下さい。
少なくとも２０回はするといいです。
自分でお風呂に入る時にでも耳下腺から首筋のマッサージとストレッチ、
誰かとお互いに辛いところをマッサージしあうのも良いですね。

ニュージーランドで地震が起きた時に、現地に住むSamという友人に
「あなたの心とパワーを信じて、あなた自身を！」
とメッセージを送りました。
今、また私自身にも強くこの言葉を言い聞かせています。
そしてみなさんにもこの言葉が届く事を願ってやみません。

４月９日ハコミ１日体験ワークショップ

こんにちは。

ハコミセラピーのセラピストでありトレーナーでもあるドナ・マーチンが

創設者のロン・クルツのHPで

Beyond Character Theory: The New Hakomi

という文章の中でこう言っています。

As Richard Bach wrote in his book Illusions:

Learning is finding out what you already know; doing is demonstrating that you know it; and teaching is helping someone else discover that they know just as well as you.


この言葉に私は深い感銘を受けました。
セラピストとして人と接する際にもトレーナーとしてそれを学ぶ人に接する際にも
親が子供に接する際にも隣人や友人に接する際にも、
すべての場において繰り返し行われている、既に私達が知っている方法や在り方
のような気がします。


さて、先日好評のうちに終わりましたハコミセラピーの１DAY体験ワークショップ
ですが４月９日（土）にも開催される事となりました。
下記にご案内いたします。


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第一弾の大阪ハコミ１日体験ワークショップは、おかげさまで好評でした！

そこで、前回参加できなかった方々もおられますので、第２弾を開催することになりましたので

お知らせいたします。

2011年4月にOHTS「大阪ハコミセラピースクール」が開校致します。

また、ハコミレベル1・基礎コース１回目を2011年4月23日よりスタートするにあたり、皆さんに

まず、ハコミとはどんな心理療法なのかを体験していただくために前回と同様に（JHEN)米国

ハコミ公認トレーナーの高野雅司氏によるワークショップを開催します。

ハコミセラピーとは、タオイズムや仏教の東洋思想をとりいれた、日本人にもなじみやすいとて

も穏やかで、深い気づきや癒しをともなうセラピーです。最近になってようやく日本でも話題に

なっています、ハコミもマインドフルネスを使った心理療法です。すでにカウンセラーやコーチ

などをされていて、更なるスキルアップを考えておられる方をはじめ、一からセラピストを目指

す方はもちろん、自己探求をしてみたい方にも幅広く体験して頂きたいと思っています。

ハコミのマインドフルネス（軽い瞑想）という少し特別な意識状態で、静かに自分の内側に

注意を向けながら無意識とコンタクトをとり、その中に日常ではなかなか気づくことができ

ない『今この瞬間』に起きている身体の感覚やイメージ、また繊細なメッセージを受け取り

ながら、ワークをゆっくりと丁寧に、深めていきます。

このワークショップではハコミセラピーの中の、マインドフルネスでのワーク（自分のなかで

起きていることに気づき心を開いていく）とラビング・プレゼンス（深いところからの命の価値

に気づきそれを受け取っていく）等のエクササイズを楽しみながら体験していただく予定です。

今回の1日体験ワークショップは、OHTS「大阪ハコミセラピースクール」の開校にともない、

特別料金で参加していただけますので、皆さんこの機会にハコミセラピーがどういうものかを

ぜひ一度体験してみてください。　

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

日　時　：　2011年４月９日（土）10:00～17:00

会　場　：　大阪市内（未定）


講　師　：　高野雅司　（米国ハコミ公認トレーナー）

参加費　：　通常10,000円　⇒　7,000円
（お振込み確認後、正式参加とさせて頂きます。）

定　員　：　25名 

申し込み先　：　「大阪ハコミセラピースクール」（事務局）川口まで 
Tel：06-6623-1991
e-mail：cosmic_dream@pure.zaq.jp

ジャズを聴きに♪

昨夜、久しぶりに夫と北新地のケリーズという老舗のジャズバーに行きました。
出演は若手実力派ミュージシャンのENCOUNTERというカルテット。
浜崎　航（Ts, Ss, Fl ）
堀　秀彰（P）
高瀬　裕（B）
広瀬　潤次（D）

「Traveler」というCDの発売記念ライヴのツアー中だそうです。



あまりジャズは詳しくないのですが、若くてエネルギッシュな演奏は
観客をそのエネルギーの渦に引き込み陶酔させるようなすごさがありました。


でね、個人的にすごく感心したのが広瀬さんのドラムだったんです。
どう見ても恥ずかしがりやさんの４０代（？）の男性なんですが
スティックを持つと彼の内側から溢れるリズムが腕を通して
表現されていくのですが、何と言いますか、増していくリズムの厚みが心地よくて
彼の内側でどんどん膨らむその厚みが観客にも伝わってワクワクする感じ。


ドラムソロでよくありがちな、観客やメンバーにさえとてもついていけないリズムを
作りだして、たしかに上手いんやけど聞いてるとどんどん引き気味になるような
自己中な演奏ではなく、
「おぉ、そうかー、つぎはそれいきますかあ、うまい！泣ける！
そろそろ主題に戻るんですか、よしゃー！」
という実に分かりやすくしかも大変な仕事をいっぱいしているのが私のような
ド素人にも理解できて、いやあ、ほんまにもう１回聴きたいです。
「Traveler」


ちなみに夫がベタ褒めして憧れて追っかけをしている（きもいよね）
サックス奏者の浜崎さんは大変気配りのできる方で、
夫がジャズバーでご迷惑にも酔いつぶれて眠っている間に、
鞄にこっそり次回までのサックスのレッスンメモを入れておいてくれているそうです。
すみません、ちびデブはげの変な親父の面倒を見て下さって。
いつもありがとうございます。


私は初めてお目にかかったわけですが、握手させて頂いた際に
「よくご旅行に行かれてるんですよね☆」と言われてドキ！
なぜにそんなことまでご存知なのかと横目で夫を睨みつつ
「はあ、お陰様でTraveler聴かせてもらっています」などど
気の利いた会話もできないまま、もぐもぐとお店を後にしました。


浜崎さんの手は思った通り、冷たかったです。
彼のハートから溢れるものが目や腕を通って骨盤に流れ足に、
全身にエネルギーが伝わっていくともっともっと素晴らしい、円熟した
演奏になるんやろうなと老婆心ながら思いました。


また聴きたいなと思う、そんなENCOUNTERの演奏でした。

私が毎日していること

暖かくなってきたなあと喜んでいたら、昨日、今日とまた冬に逆戻りですね。

今週になって同じ事を違う人から３回聞かれました。
「どっかに行ったり、誰かに会ったりして、受けるってことないですか？
そういう時にはどうしています？」

この場合の受けるは心身（ひょっとして霊も？）が場や人に共鳴してしまうということでしょうか。

私が毎日する事は・・

・朝起きたら東西南北におはようございますとお辞儀をする
・ご先祖様に、お水とお線香をあげる
・家の掃除をする
・バスタブに塩を入れる
・旅先では枕元に塩を置く
・ヨガをする
・腹八分目にしておく


あれー、書いてみると特別なことは何もしてませんねぇ。

そうだ！植物に頼るというのもあります。

自宅の敷地にはハーブが（雑草のように）たくさん育っています。
それをお茶にして飲んだり、料理に使ったり、トイレに飾ったり、
乾燥させてお香として燃やしたり、嫌な事があったらそっと葉をにぎって感情を
放したり。
けっこうお世話になっているので摘み取る時には、葉にひとこと
「ありがとね」と言ってます。

ウチに来て下さるクライエントさんにも
このハーブティーはお出ししています。
アップルミント、ミント、レモンタイム、フェンネル、ラベンダー、ゼラニウム
セージ、ローズマリー、月桂樹、などなど。けっこう種類はあります。

バリ島・ウブドにいる我が師アルサナ先生もご自宅のハーブをクライエントさんに
出されていますよ。虫除けオイルもご自分で作ってらっしゃいます。
お茶目でしょ。

私も生ハーブをキャリアオイルにブレンドしてボディワークに使ってみようかな。