2011年3月15日火曜日
上を向いて歩こう
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
思い出す春の日
一人ぽっちの夜
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私は悲しい時や辛いとき、ほとんど無意識にこの歌をそっと口ずさんでいます。
子供が交通事故に遭った時と同時に自身も片目の視力をほとんど失った時
そして大切な人を次々と失った時・・
生きていると、どうしようもない事に度々遭うんですよね。
もう耐えられそうもないと思えるような絶望感や無力感に襲われます。
それでもまだ私達はこの世に生かされています。
そんな辛い時に、わずかな喜びを見つけて
明日への希望に繋げる事ができたらと思います。
ほんの少しの喜び・・・
今日テレビで拝見しましたが、荒れ果てた地の中で、家族の写真を見つけられたこと。
避難所の中においても子供達、とりわけ赤ちゃんの笑顔が多くの方々に
癒しを与えていること。電気が点いた事。
生理の期間が終わった事。ユーモアを忘れない事。
ハミングする事。抱き合う事。涙を流し合う事。吐く息を長くする事。
そして被災地以外に暮らす私達にとっても、このような小さな喜び=リソースは
明日へと希望をもたらす種となることでしょう。
どうか一緒にこの未曾有の危機を乗り越えましょう。
被災地で頑張る方々も、被災地以外で見守る方々も。
同じ日本の大地に立つ人として。
(ブログの表題の写真はバリ島の舞踊楽団、スマラ・ラティを率いるアノム氏に
よる「バリス」という演目です。まだ本当に若い戦士が獲物に向かう際の恐怖心や
緊張感、葛藤、そして困難を乗り越えていく勇気が表現されています。)
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